2023年4月5日から朝日新聞「患者を生きる」に連載された小出宗昭の膀胱がん闘病のインタビュー記事を、朝日新聞社に許可をとり当ホームページでお読みいただけるようにしました。
朝日新聞 患者を生きる 膀胱がん、27年目の選択
- 2023年4月5日(1)告知は36歳 再発繰り返す
- 2023年4月6日(2)ついにきた 全摘を決意
- 2023年4月7日(3)スーツ着るため入念準備
- 2023年4月10日(4)ストーマ違和感なく始動
- 2023年4月11日(5)情報編 多様な手術法 装具進歩
[2023年4月5日小出宗昭のブログより]
中小企業支援の仕事をしながら、起業家や中小企業経営者にとってビジネスを継続するうえでまず大切なのは自身の健康だと感じている一方、実は自分は27年に渡り膀胱がんの治療・オペを行う入退院を繰り返してきました。
それが、昨年9月から12月にかけては、仕事もできる限り継続しながら、抗がん剤治療、膀胱全摘出、尿路ストーマの造設とこれまで以上に重みのある治療に取り組む事になり、その過程では同じような境遇の人たちを数多く目にし、健康の大切さはもちろんの事病気があっても自身の目標に向かって前進する事の重要さを再認識されられました。
この連載を読んでもらった方にとって何か参考にしてもらえる部分があればうれしいと思っています。
小出宗昭が膀胱全摘出を決めた時、身体や病気のその後はもちろんのこと、元通り仕事ができるのかイメージがしづらい状況でした。人工膀胱のオストメイトで第一線で仕事をしている人の情報をインターネットを使って徹底的に調べても、ほとんど見当たりませんでした。
膀胱がんの罹患者は2019年で年間約23,000人(国立研究開発法人国立がん研究センター)と比較的少なく(例:同年の大腸がん罹患者が約155,000人)、だからこそ情報も少ないのかもしれません。医療の進歩、高齢化社会などといった背景から、近年は病気の治療をしながら働く人が増えています。今回の朝日新聞のインタビューが、同様の境遇の方の参考になればと考え、本ページを作成しました。
また、オストメイトとしてはまだまだ新人ではありますが、インタビューにおさまりきらなかった情報(※注)を求めていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、当事務所にお問い合わせいただければできる限りの情報を提供します。
(※注・・・提供できる情報は個人の体験談となります。医療情報ではありません。)